私のご飯を美味しいって食べてくれた。


誕生日にサプライズしたら、喜んでくれた。


ペアリング、体育の時間に失くしたことだってあったんだ。


それでも、私達の気持ちは壊れなかった。





「慎、こんな私と、これからも一緒にいてくれる…?」






不安に押し潰されて大泣きした私の問いに。






「当たり前でしょ?俺がいなかったら羽衣ないちゃうじゃん」






そうやって、強く抱きしめてくれた。