高校は、出席日数が足りないとかで行けなかった。
だから遥香は、働く事にした。
求人情報誌に何度も電話して、面接行って
ハローワークに何度も足を運んで仕事探した。
見つかっても、どれも続かなかった。
何がいけなかったのか自分でもわからなかった。
親がいない家の中で1人で食べる晩御飯…
味気がしなかった。
親がいない家の中で1人で過ごす日々…
つまらなかった。
1人で晩御飯を食べ眠くなったら寝る…
それが遥香の生活だった。
そんな生活が続くにてれ、遥香はついにグレ始めた。
悪い友達と付き合い始め、万引きや窃盗を繰り返し、何度も警察のお世話になった。
時には、補導される事もしばしば…
最初万引きした時は、母も一緒に店に行って謝ってくれた。
でも、万引きが続くにつれ、放置された。
そして、多数の万引き、窃盗を繰り返すうちに遥香は鑑別所に行く事になった。