「あの!これ覚えていますか!!」 いきなり大きな声で言った女の手にはずっと家にあった星の砂と俺の親父の時計があった 正直驚いた この女だったのか 毎日毎日話しかけられてうんざりしていた。 でもこの二つは俺の大切にしていたもの。 それをこの女に渡すってことは相当な強い思いがあったんだと思う。 この女にはいつかは話さないといけないな。