「あの!これ覚えていますか!!」

次の日、ついに言った。いつもより凄く大きな声でハリのある声で。




彼はドキッとして私の手を見た


「……!」


彼は驚いた顔をした

今までに見た事のないような。



そして彼は




「覚えています」



それだけ言ってあとは何も言わなかった……