数時間経つと

皆戻って来て情報交換をする

「ほうほう…そのダンジョンに行けば良いんだね!」

フローラは首を縦に振って頷き

手をポンとただくいて言うと

竜が何か不満そうな表情を浮かべて

「けどダンジョンって一体何処なんだ?ここもダンジョンなのか?」


確かに……


俺は心の中でそう感じた

流石に今いる集いの広場はダンジョンでは無いだろう

妖精はいるものの雰囲気がそれらしくない

「て事は移動ですね……ここから一番近い場所何処なんでしょ?」

椿がそう言うとフローラが

「それは火属性の街ファルカスだよ!!」

と言う

その火属性の街ファルカスはどの方角で

どのくらいの距離なのか近くにいた人に聞くと

南に1キロ程だった

「じゃあそこに向かおう!」

俺らはファルカスへと向かうため

南へと行く