斎川君の意識が戻ったと連絡を入れて、診断してもらった。 後遺症も何も無くて……本当の本当に良かった。 神様が与えてくれたとも言える偶然に感謝しなくては。 「……ごめんね。 身内でもないのに……こんな所まで……」 「気にしないで。 今日はとにかく休んで、ね?」 「……ありがとう……」 少し線が細くなったように感じる斎川君の肩に手を置いてそう言った。 元から細いのに……痩せたのかな。 どれだけ斎川君が追い込まれていたのか……充分なくらい痛々しく伝わってきた。