「こんにちは!わかる?僕のこと!」

目が覚めると、病院なのに知らない場所にいた。

隼「え、ええぇぇ!?」
「もー!失礼だな、詩だよ!」

う、うた!?

「私、結愛だよ!」

ゆめ!?

隼「はぁ!?」
詩「お兄ちゃん、僕たちのこと嫌い?」
隼「ちょ、まっ、えええぇぇぇ!?」
結愛「落ち着けよ」
詩「でも、このままじゃ、お母さんの体がもたないんだ」

心臓が飛び跳ねた。

隼「僕、お兄ちゃんに会いたいんだよ。産まれてきてもいいかな?」
結愛「私も、お兄ちゃんになでなでしてほしい。いいかな?」

俺の膝にしがみついている、この子供は
俺の弟と妹!?