プルルルルルル

俺のスマホから、着信音が聞こえた。

かけてきた人は

龍友「隼、大丈夫か?」

龍友くんだった。

隼「え・・・なんで?」

龍友「隼、忘れ物あってさ。
   今、隼の家の前におるんやけど、詩の泣き声すごいから」

隼「龍友くん・・・助けて・・・泣」

龍友「はぁ!?隼?入るで!!」

ガチャ

龍友くん、来てくれたんだ・・・。

でも、なんか瞼が落ちそう・・・。

詩、ごめん。

龍友「隼!」

俺は、龍友くんの言葉を最後に

深い眠りに落ちて行った。