涼太「堂々と隠し子?」

隼「セーフっ!っ違う!姉弟って言ったじゃん!」

おかしいなー。メンバーには言ったはずだけど・・・。

玲於「ついに、あの隼に!」

龍友「おめでとさーん」

そこで、メンさんがある一言を放った。

メンディー「隼ママ、お疲れ様!」

俺の顔は、無意識に歪んでしまった。

あのこと、みんなに言わないと・・・。

隼「亡くなったよ。2人を産んでから・・・」

メンバー全員が黙り込んだ。

龍友くんが俺の背中をさすった。

龍友「初めての育児で分からないこといっぱいあるだろうけど、
   俺らの事頼ってや。何でも1人で抱え込むな、隼」

視界が徐々にぼやけていく。

涼太「俺も俺も!」

玲於「・・・俺も」

裕太「めっちゃ可愛がってやるからな!」

メンディー「余計な一言ごめん・・・泣」

亜嵐「ほら、みんな隼の味方だよ。こういう時に、メンバーがいるんでしょ?」

涙が、頬を伝う。

お母さんの葬式も、詩たちの面倒を見なきゃいけなくて

全然泣けなかった。

龍友「お母さんがなくなる時、気を張ってて泣かなかったんやろ?
   偉いな。強いな。
   でも、これから隼はこの子たちの為に頑張らなきゃあかんやろ?
   今だけはいっぱい泣き」

俺、GENERATIONSにいて良かった。

こんなにいいメンバーがいて良かった。

あらためて、小森隼、お兄ちゃんになります!