これはある少女のお話です。
小学5年生後期
ピーンポーン
「あーそーぼー」
めんどくさと思いながら、少女はドアを開ける。
「良いよ」
なんて言いながら、明らかに嫌そうな顔をする。
でも、向こうは気づきもしない。
少しは空気読めよと思いながら、
「何して遊ぶの?」
なんて聞いて見たりする。
すると、
「公園で、みんなでUMOやってるの」
と答えた。まあ良いかと思い公園へ行く。
1人加わったのだから、最初から始めれば良いものを途中から始めた。
明らかに、負けるように仕組まれた手札を見て少女は怒りました。
そしてつぎの日から、明らかに遊びに誘いに来ることが増え、嫌がらせをうけることになりました。
その時はまだ、嫌がらせ程度ならいいかと少女は思っていました。
小学6年生でクラスが同じになるなんてその時は思いもしなかったからです。