「相変わらず仲良いね。
春綺と白良衣さんって」



「まぁ仲良いってか…幼馴染だからねぇ」

「はは。それはそうと春綺また教科書貸りに来たの?」



「なんかもう、潤に貸りるのが日課になっちゃってさぁー
教科書持ってくるのやめたの」



「ちょっと!!それ聞いてない!」

笑顔でとんでもないことを言う春綺に
秒で突っ込む私。



「これからも教科書よろしく。潤ちゃん」


「ばか!!!」




帝「あはははっ
やっぱり2人揃うと賑やかだね、楽しい」


隣でぎゃあぎゃあ騒ぐ私達を見て迷惑がることもなく
ニコニコしてくれている天王寺くん。




神対応ってやつか…


それとも本当に王子様なのか……?




春綺に天王寺くんの爪の垢…

いや、爪をそのまま飲み込ませたい。