紅茶にとけていく
砂糖みたいに。

甘くて
甘すぎて
トロけてしまいそう。


『わかったから。』

「ほんとに?」

『ほんとにっ』


純君の胸の中でつぶやくと
純君が私の顔を覗き込んできた。