冷たくて、少し甘い何かが喉を通った。 スッと、それが身体に染み渡った気がして。 「……あ、気付いた?」 「い、ずみ…くん……?」 今度こそきちんと目を開ければ、目の前には幻覚でも何でもない、本物の和泉くんがいた。 「これ飲める?」 「……うん」 そう言って差し出されたのは、スポーツドリンクの入ったペットボトル。