* 蒼 side ** 俺の朝は、とにかく騒がしい。 「おはよっ、和泉くん!」 「朝から元気だね、花宮さん」 早ければ登校中、遅ければ朝のHR前。 1年から同じクラスの花宮さんは、決まって俺のところへとやって来る。 それがいつものことのはずなのに、何故か今日は、花宮さんが俺のところに来てくれたことにホッとしてる自分がいた。 『栞里は、ずっと俺を追いかけてればいい』 昨日のあれが変な方向へ進まなくてよかったと、内心物凄く安心している。