*** それから2週間。 和泉くんは、なんだかんだ文句を言いながらも毎日勉強を教えてくれた。 前後の席というのも利用して、授業の合間にも分からなかったところを復習。 「本当バカだね、花宮さん」 お陰でそりゃもうバカにされはしたけれど。 「ん。やれば出来るじゃん」 正解をすれば、和泉くんは頭を撫でて褒めてくれるから。 「和泉くん!私頑張る!」 「うん」 「だからデートしてね!?」 「気が向いたらね」 私は、今までにないくらいモチベーションが上がっていた。