「じゃあ実習の話しよっか。」

2人は真面目に可奈や美桜の質問に答えてくれた。

「2人はどこに就職決まってるんですか?」

美桜が聞く。

「俺は県立総合病院。優也も一緒」

真吾が答える。

「えっそこ私達も就職したいと思ってた所!」

美桜は驚いた。
どうしても就職したいと思ってた所に2人が就職すると聞いたから。

「まじで?頑張れよ!一緒に働こうぜ!」

「真吾くんありがとう。頑張る」

「あ、もうこんな時間だ。優也用事だろ?2人とも家どこ?」

「私は学校の寮なんで、すぐそこです。」

可奈が答える。

「私は聖ヶ丘駅のちょっと歩いた所です。」

美桜は一人暮らしだ。

「聖ヶ丘なら俺も近いから送っていくよ。優也は可奈ちゃん送ってってやれ」