全てを、僕の全てを捧げるから。
だから、歌って。
僕の歌を、歌って。


ひまりの声を聞かせて。


僕は君なしじゃ、もう生きていけない。
これが恋だというのなら、素直に認めるよ。


ひまり、きっと僕は君の歌声、そして君自身に一目ぼれしたんだ。


絶対なんて言葉、好きじゃない。
でも、ひまり。
君のことは絶対に嫌いになんてならない。

ずっとずっと側にいさせて欲しい。
僕が一番じゃなくたっていい。


曲を提供するってだけの存在でもいい。


だから、ひまり。


――――――歌って。



2018.1.7