「桜崎 花さん、1番にお入りください」
「じゃあ、行ってくる」

葵は不安そうだったが笑顔でいってらっしゃいと、言ってくれた。

「まず、経膣エコーで見ますから、下着とって、内診台に座ってください。」

来た…内診…嫌だな。痛そう…

「じゃあ、先に少し指入れますよ」

「うっ!痛い!!」

「ちょっと我慢して…」

私は泣きそうだったがなんとか堪える。

「じゃあ、エコーいれますね。力抜いてくださいね〜」

うっ、気持ち悪い…

「画面みてください。これが赤ちゃんですよ。」