「午後なら…」
私はそう友也にメールを打ってすぐに寝た。
次の日の朝、父とは一度も喋らなかった。
午後になって友也がうちに来た。

すっごく重い空気の中、お母さんが話し始めたので、少しましになった。
まず、友也が話し始めた。

「花さんのお父さん、お母さん…
今回は僕のせいでこんなことになってしまって本当にごめんなさい…
それなのに、産んで2人で育てるなんて、ほんとに、図々しいことをしていると思います…でも、この子は俺と花の子なんです。
力不足だと思います。心配だと思います。でも、精一杯やります!だから、お願いします…」

「私からも、お願いします。
この子を友也と一緒に育てたいの!」