20週になって、学校を、休学することになった。
葵は頑張ってね。といってくれて、友也は、結婚できるように頑張ろうといってくれた。


お母さんとも、よく話をした。
でも、実はまだ、お父さんに言えてないという…

今日こそはいう予定です…

7時くらいになって、お父さんが帰って来た。

私は少しはなしがあるといって、お母さんにも来てもらった。

「お父さん、私ね、赤ちゃんができたの…」

お父さんは驚いた顔をしていたが、何も言わなかった。

「それでね、産む決意でいる…」

その言葉を発した瞬間、

「お前は何をいってるんだ?!相手はどこのどいつだ?!」

と、怒鳴りだした。


「お父さん…少し落ち着いて…」

お母さんが必死になだめる。

「お父さん、、わたしね、ほんとは下ろすつもりでいた。
でも、私は、この家で育ててもらって幸せだったし、お母さんも、相手の、友也も、納得してくれて、応援してくれてるの…
もちろん、簡単なことじゃないけど、この子は、私の子なの…だから…」