「ずっと一緒にいようって約束することだよ。
ちかえばぼくとゆあはずっと一緒にいられるんだ」


「ほんとに!?ずっといっしょにいられるの!?
ずっといっしょにいたいからやくそくする!
おおきくなったらちかう!」




結愛は嬉しそうに少年の手を握る。




「…じゃあ、忘れないで?
ここの薔薇たちがたちあいにんだよ」




少年は優しく結愛を引き寄せて、優しく唇を重ねる。




「…これなに?なんかくすぐったかった!」


「ゆあが忘れないように、この薔薇たちにちかったシルシだよ。
これでぼくとゆあはずっと一緒にいる約束をしたんだ」



「約束できたの!?うれしい!だいすき○○○○!!」


「ぼくも大好きだよ、ゆあ」















一面に咲き誇る薔薇の花。











ここで私は王子様に初めての恋をした……ーーーーーーー