さて、どこから話そうか。

やはりここは『出会い』から話すべきかな。

私達はある配信アプリで知り合った。

好奇心で始めただけだが、何故か私はどんどんハマっていった。

すぐ辞めるつもりだったのに『地声似』なんてものまで始めた。

まぁ、そのおかげで彼と出会うことができたのだが。

彼の名は────



双織(そうし)。