次の日......

コンコン!

樹「綺羅さん!遅刻しますよ!」

『あ?......あぁ』

樹「それと蓮さんたち来てますよ?」

『あぁ分かった......』

俺はすぐに制服に着替えて下に降りた

春「遅いよ!」

『わりぃわりぃ...』

蓮「行くか」

『あぁ』

宮「綺羅......杏奈は?」

『あぁ大丈夫だ』

俺たちはそんなことを話学校に着いた

『俺杏奈探してくる...』

翔「俺たちは?」

『付いてくるか?それとも教室に居とくか』

蓮「付いてく」

俺たちは杏奈のクラスに来て杏奈を空き教室に入れた

杏「なんなのぉ〜?」

『2週間前のこと知らないの?』

杏「あぁ!お父さんが橘組組長に殺されたってぇ?それが綺羅くん達と関係あるのぉ〜?」

『やっぱり知らねぇかそのさ橘組組長って俺だから』

杏「!!!!!!」

『お前の親は俺の大切な組員に怪我させたからよ殺した』

杏「なっ!でもあなた高校生でしょ?!何で組長なんか」

『お父さん達死んだから俺が継いだんだよで、お前逮捕な?』

杏「何でよ!私は何も悪いことしてないわよ!」

『春?』

春「君がヤクやってる時の写真とか色んなものもあるよ?」

『それにお前殺人もやってるだろ?そのスカートに隠してる銃で......』

杏「!!!」

『逃げようしても無駄だだ警察来てるし』

杏「ハハ....もう終わったってわけね」

そう言って杏奈は大人しく連れていかれた

『はぁ...あいつ泣いてたな』

翔「そうだな」

まぁ親父が殺されたら誰でも泣くよな

春「大丈夫?綺羅くん」

『あぁ大丈夫だ』

......俺はお父さん達が殺された時泣いたかな?

いいや泣いてないな、無表情で見つめてたはず

泣けなかったんだ......いきなり過ぎて

宮「綺羅?大丈夫?」

『あぁ...じゃあ行くか?』

俺たちは教室に行った

要「知らせがあるまだ早いが来週体育祭をする」

はっ?おいおい大丈夫かよ......

要「種目は色々あるが最初に計測するぞみんな外にでろ」

俺たちは制服のまま外に出た

要「二人一組だ綺羅は1人で走れ」

『あぁめんど......』

蓮「速いのか?遅いのか?」

『遅いな......』

要「蓮!翔!お前達だぞ」

二人は並んで走った......

速いねぇ〜、

要「宮、永久、春!」

春たちも走り終わって次は俺の番

『歩いていい?』

要「ダメだ」

バンッ!!

俺はそれを合図に走った

蓮「お前、速」

タイムは3秒か......

『疲れた...太陽が暑い....』

俺たちは屋上に避難した

『暑い....』

宮「大丈夫?」

『あぁ...』

永「そう、」

『眠い...誰か膝貸してくれ』

宮「使って...」

『ありがとう』

そう言って俺は宮の膝を借りて寝た

次起きた時は空き教室にいた

『......』

宮「あっ、起きた?」

『ん......』

『他の奴らは......』

宮「要さんに呼ばれてるよ」

『へぇー』

『で?なんだ?』

宮「え?」

『お前はわざわざここに残ってるしかも俺が寝てるのを見ていた、ってことは俺が起きた時に何か話したいことがあるんじゃないか?なかったらお前は普通に他の奴らと行っただろ』

宮「それまで分かるんだ」

『あぁ......何しろ組長だからな』