そのぬくもりに触れたくて

亜依はいつもよりテンションが高かった


千「そうだね!ドキドキする~」


私は亜依とクラス分けの掲示板を見に行った


亜「あっ、あった。あ~、クラス離れちゃったね…」


千「ほんとだ…」


私は不安になった


高等部からは他の中学から入ってくる子もいる


私の体のことを知っている人ばかりじゃない


そのなかで頼れる存在がいなくなるのは辛い


千「どうしよ…クラスに仲良い子いない…」


亜「きっと大丈夫だよ。ちぃならすぐに友達できると思うし…お昼休みは一緒にお昼食べよ?」


千「うん…」


私はもう泣きそうだった


亜「ちぃ、そんな顔しないで〜休み時間教室行くから!ねっ、だから泣かないで」


亜依が慌てて慰めてくれる