そのぬくもりに触れたくて

和「HR終わったら教室行くから待っててね」


亜「うん…わかった、待ってるね」


教室に帰ってもちぃのことが頭から離れなかった


沙「涼介くん?大丈夫?」


沙耶が覗き込んできた


涼「あ…うん」


翔「お前も気に病むの早過ぎ」


和「元気だせよ。これから会いにいけるんだし」


涼「元気あるし」


口を尖らせて講義したけど心の中はちぃが心配で仕方なかった


HRが終わってから亜依を教室に迎えにいって学校を出た


そのまま駅に向かい、電車に乗った


涼「ちぃが入院してる病院、知ってるの?」


亜依に聞いた


亜「あぁ、うん。ちぃ、大学病院に通院してて、入院する時もそこだから」