大和くんの瞳が悔しそうに揺れた


大「真人達が相談室で待ってる。話はそこでしよう」


大和くんが車椅子を持って来てくれた


車椅子に乗って相談室まで連れてってもらった


相談室にはまなくんとかなくんがいた


真「ちぃ!よかった…」


2人がほっとしたように微笑んだ


その笑みの中に哀しさが含まれているように見えるのは気のせいじゃない気がする


千「何が…あったの?」


聞くと2人とも俯いてしまった


大「ちぃ、これから話すこと、ちぃにとっては辛いことだと思う。それでも…」


千「それでもいい。私はちゃんと知りたいのっ」


大「わかった」


少しの間沈黙が流れた


その間手の震えが止まらなかった