そのぬくもりに触れたくて

沙「はっ、はいっ、どうぞ!」


千「沙耶ちゃん、顔真っ赤(笑)」


私は沙耶ちゃんの耳にこそっと囁いた


翔「はああ、やられちゃった。いいのか?」


坂口くんと若林くんが私を見た


千「もう1人いるんだけどその子がいいって言ったらいいかなぁ。沙耶ちゃんも喜んでるし…ね。ちょっといってくるね」


涼「2人のことはまかせといて〜」


見つめ合ってる沙耶ちゃんと遠藤くんを置いて私は教室を出た


隣のクラスでも同じように少しの騒ぎが起きていた


亜「ちぃ!」


教室を覗き込むと亜依が駆け寄ってきた


千「お昼一緒に食べよ」


亜「うん!」


千「あっ、あと何人かいるんだけどね」


亜「ん?」