そのぬくもりに触れたくて

沙「えっ、わ、私はす、涼川さ、沙耶です。」


沙耶ちゃんはなぜか焦ってた


和「涼川さん、隣だからよろしくね」


遠藤くんがニコッて笑った瞬間沙耶ちゃんが耳まで真っ赤にした


千「沙耶ちゃん、まさか…」


沙「ちがっ、違うからねっ」


翔「何が違うの?」


沙「いやっ、なんでもないです!」


沙耶ちゃんは見た目と違ってわかりやすくて、可愛いかった


翔「俺、坂口翔。よろしく」


沙「あっ。こちらこそっ、よろしくお願いします。」


坂口くんは沙耶ちゃんの斜め前の席だった


ガラッ


教室の前のドアが開いて、若い女の先生が入ってきた


先生は教壇に立つと教室を見渡した