そのぬくもりに触れたくて

翔「よろしく」


坂口くんも遠藤くんもなかなかのイケメンだった


翔「涼、行くとこあるんじゃないの?」


涼「あっ、忘れてた。じゃあね!」


そう言って3人は行ってしまった


亜「あの3人、イケメンだね」


亜依がつぶやいた


千「そうだね…」


亜「ちぃ、ぼんやりとしてどうしたの?どっか痛い?」


亜依が心配そうに覗き込んできた


千「あっ、ううん。大丈夫。いこ」


亜依と私は自分の教室に入った


私の席は窓際の1番後ろの席だった


隣の席には誰もいなくて前の席の子は本を読んでいた


見たことがある子も何人かけれど、名前がわかる子は1人もいなかった