「鳥越君、2課の人間とはまだあまり関わってないだろ?
俺の隣にいる彼が松岡主任。
そんでその隣が大野君だ。」
城島課長が自らの隣に座る2人を紹介してくれて名前が判明する。
「4月から1課に配属された鳥越です。
よろしくお願いします。」
松岡主任に大野さんか。
顔は見かけたことがあったが、確かに喋ったことは無かった。
「そんじゃあ今日もお疲れ様でしたカンパーイ!」
俺と青木さんのビールが届いたところで改めて乾杯をしてくれた。
「青木主任とこうして飲めるなんてスゲーテンション上がりますよ!
鳥越君の歓迎会の時には先輩方に遠慮してたので。」
大野さんが早速青木さんに鼻の下を伸ばす。



