カーナビに入力した目的地に着くと、 立派な木で造られたコテージが目の前に現れた。 「社長、食べる物は・・?」 「大丈夫。手配済だから。 足りなくなったらまた手配するよ。」 「分かりました。」 「じゃあ、また。」 社長はスーツケースをガラガラと引っ張りながらコテージの中へと入っていく。 ・・・・・・待ってますよ、田村社長。 遅刻の電話を入れてあった銅収堂へと向かう。