隣の殺人鬼




「青ちゃんは他を圧倒するような美貌だった。

うちの社員達はみんな目を奪われていたよ。

今でもその美しさは全く変わっていないけどね。

だけどそれだけじゃない、
彼女は20歳とは思えないぐらいの天才的センスを持っていた。

およそ8ヶ月のインターンシップだったけど、私はその場で内定を出したかったぐらいだよ。」



「さすが青木主任です。」



「その後彼女がうちの採用試験に応募してくれた時は本当に嬉しかったよ。

勿論志望者の中でトップの成績で文句なしの内定を勝ち取った。

そして、私の一存で営製管理部に彼女を配属させた。」



4月の俺の歓迎会の時に2課の城島課長が教えてくれた、

“営製管理部は少なくとも3年以上経験を積んだ人間しか配属されないのが通例だったのに青木は異例の待遇だった”

というのはこういう事だったのか・・。



当事者の話を聞いて、当時の裏話のような話を聞けた気分になる。