「有名だわドアホ。まずあの掃除雑用委員会の委員長になるぐらいなんだから生活態度も恐らく良いんでしょうよ。
んで、顔も見たんでしょう?どーだったのよ」

「はい、それはそれはイケメンでした」

ビシッと手を頭上に挙げて答える。


「周りはなんか言ってた?反応とかなかった?」

「はい、コソコソと『やっぱイケメン~〜♡』とか『ほんといつみてもカッコイイ〜~!!』とか言ってました!」

今度は昨日の女子達のモノマネをしながら。
私的には割と似てる。私的にはガッツリ合格点。

「ほらみろ有名じゃねーかよ」

「わあ、ほんとだねえ〜」

「おいその喋り方ムカつくからはっ倒したい」

「No more ハッタオシ」

「ケッ、クソが」