なによその、ちょっと引きましたぁ☆みたいな視線!!!!
失礼よ!!!
「はいはい!!行きますよーーだ」
ようやく立ってカバンを肩にかけながら集合がかけられている教室へと足を向ける。
まあその足取りは、カメもナマケモノもビックリの遅さったらありゃしない。
そりゃそーだ。だって掃除の気分じゃないもの。
掃除の気分だったら私は今頃スキップルンルンしてて、ゴミ屋敷のような私の部屋だってピッカピカよ、ツルンツルンよ、サラッサラよ!!
「遅くなりました~あ」
ガララ………とどうしても音が立ってしまう教室のドアに苛立ちを感じて、ドアが開いたということに対して集まる視線に耐えながら学年、クラス順に決められている席に向かう。

