「ってちがーーーーう!!」
「うおおっ」
今度は私が驚かす番だった。
「びっくりした!!死ぬかと思った!!王子様にも合えずにお先に死ぬなんて御免だわ!!」
あっぶねーーーーマジで危なかった。
息の根止まるかと思った~驚くのもしょうがないよ、だって1人だと思ってたし思いっきり今スイッチ入ってたもん。
誰かいるなんて、見てない聞いてない知らないからーーー!!!
「何言ってっかわかんないけど……とりあえず委員会な?俺は先に行くからな?」
じゃあ……俺は榎本さんを呼びに来ただけだから……なんて一歩ずつ後退しながらポツポツと要件を言う同じ委員会のクラスの男子にジトーーーーッとした目線を送る。

