「いっ…やっ!」

い…や?

思うのも許されないのか?

そんなに、俺のこと嫌い?

「私っは、優輝のっ…こと…す……き」

………は?

空き?

隙?

…………好き!?

は?

え?

「羅夢、ほ、ほんはに!?」

噛んだ…

でも、そんなん気にしてられへん!

「優輝、好きです…」

っ!!

「羅夢、絶対笑わせる。幸せにするから付き合ってください!」

「はい!」

羅夢は花が咲くような笑顔で答えてくれた

で、ハッピーエンドだったらいいのに…

「結婚式かよ!」

「プロポーズ?」

この2人の存在…

愛叶と優作さん

忘れてた

しかも、、ここ社長室…

やっちゃった。

「羅夢!おめでとう!こんな情けない優輝やけど、よろしくね!」

「愛叶ぁー!泣」

羅夢に免じて、愛叶の酷い言葉は水に流そう。

「俺みたいに傷つけないでな。思ったこと、ちゃんと言い合える仲になってな。」

優作さん…

この人は母さんと別れたこと、後悔してるんやろうな…

今度こそ幸せにするって思ってるんかな…