でも、、

「ヨリを戻そうってやつは?」

「もしかして、それで勘違いした?」

へ??

勘違い?

「早苗の冗談。でも、俺はワザと冗談じゃなくて、本気で返した。莉愛が勘違いすると思って。」

え、、

じゃあ、

私の思い違い?

勘違い??

「う、そでしょ!?」

ちゃんと、話し合いすればよかった

バカだなー、、

「ごめんな。莉愛。ちゃんと言わなくって。」

「優作のせいじゃない。全部私が悪いの!ごめんなさい!」

私があの時、優作の話を聞いていれば

私が勝手な行動しなければ

「俺から、一つ聞いていいか?」

ん?

優作から話振ってくるなんて、珍しいなぁ

「いーよ!」

「子供ってなに?もしかして、旦那できた?」

ん?

あ、話すの忘れてた

「旦那はいません。子供は…優作との子。出て行く前に分かった。」

「え?マジで!?俺、一人で産ませたってことだよな。ごめん」

優作は、優しい

出会った時からだよね?

貴方が優しかったの

「なぁ、莉愛。俺、今度はちゃんと、お前を幸せにする。今度こそ誓う。だから、俺と、もう一度結婚してくれませんか?」

え…

嘘。

「優作、私は嬉しい。でもね?今、私は一人の意思で決められない。子供がいるんだもの。だから、今すぐ答えは出せない。子供が認めてくれたらいいよ。」

ごめんね?

優作。

すぐ言えなくて。