友達の会社には頼めて、働けることになった。

アパートも借りた

これからは、少しずつものをアパートに送っていこう。

彼も私が静かに居なくなる方が楽だろうし。

もうすぐ、大好きな彼と離れなくてはいけない。

心は追いつかないけど…

なんとかなるはず!

頑張るしかない!

そう思って、自分を励ますしかできなかった


『ゔっ。』

なんか、すっごく気持ち悪い。

食べ物の匂いとか…

こんな時に体調悪くなるとか、ついてなさすぎだなぁ

この時、妊娠していたってすぐ気付かなかった私はバカだなって思う。

妊娠しているって気付いたのは、1週間後だった。

『では、今日から、私たちと頑張って行きましょう!』

そう、産婦人科の先生はおっしゃってくださったけど…

『すみません。私、××県に引っ越すんですが。』

『そうですかー、向こうの知り合いに頼みましょうか?どこらへんですか?』

親切な先生だった。

『×××市なんですけど…』

『あ、じゃあ、友達に話しておきますね!〇〇ってとこなんで!』

向こうに着いたらまず、そこにいこう!

ん??

妊娠してるってことは、仕事できないじゃん!

はぁ、、

友達に話さなきゃ。

お金、借金しちゃうかな?