「あぁ。聞いてるよ。思春期の女の子の診察の仕方だろ。」
「うん。悩みどころだよな……」
「まぁ年頃だし仕方ないんじゃないのか?」
「そんなに聴診器やがることないのに。何が嫌なんだか。」
「確かにwそう思ったことはあるw」
「だろ?医者って苦労するよな……」
「和田先生!!!!!!!!!!!!璃音ちゃんが救急車で運ばれてきてます!」
看護師の夏目さんが息を切らして入ってきた。
この時間に運ばれた?まだ昼前。
ってことは学校でか?
何があった??
色々疑問点はあったが俺は急いで璃音が運ばれた部屋まで走った。
「蒼!手かそうか?」
駿太が聞いてくれた。
璃音がどういう状態かわからない以上、人手があって困ることは無い。
「悪い。頼む。」
俺と駿太と夏目さんは急いで向かった。