「璃音!!!!!!璃音!!!!!!」









声をかけた瞬間、璃音は力が抜けたように倒れた。



こうなった時、どう対処していいのかわからなくて半ばパニックになってたら先生が飛んできた。









「矢野、保健室の先生呼んできて。大丈夫か?聞こえるか?先生の手握れるか?」









先生が色々璃音に質問するが璃音はまるで反応なし。




怖かった。



璃音がこのまま死んじゃうのかと思うぐらい顔色が最悪だったから。




とりあえず私に出来ること!と思って保健室の先生を呼びに行った。




保健室の先生に事情を伝え、先生と一緒に璃音の元へ駆けつけた。




私が保健室の先生を呼びに行ってる間に他の先生も何人か集まってきて、璃音の周りはすごいことになったいた。









「璃音ちゃん、分かる?分かったらさ先生のて握ろっか。」








「……ダメですね、まるで反応がないです。」









「救急車呼んでますか?」









「すぐ来てくれるそうです。」









「璃音ちゃん呼吸苦しいね、大丈夫だからね。大丈夫大丈夫。」









返事のない璃音に先生達は必死に声をかける。




苦しそうな呼吸。




つらそうな顔。




何を言っても返事をしない璃音。





私たちはただ、その場に黙って立ってることしかできなかった。