「いいんちょー今日のメニューわかる?」
「あ、居なかったね。そう言えば裕介が遅れてくるなんて珍しいじゃん。どうした?」
「いや、担任に捕まってた」
「まじかw私もだよーーwww」
「じゃ今日のメニュー分からないか?」
「あー。うん。ごめんw」
「いや、平気。猿〜今日のメニューわかる?」
猿とは平のこと。
和 平 裕介の3人は西小学校、西中学校、西高校と小学校の頃からずっと同じ学校らしい。
いわゆる幼馴染というやつだ。
私やキヨ、貴裕が1時間近くかけて通ってるのに対し、家も近いため15分ぐらいで着いてしまう。
家が近いのは羨ましい限りだ。
「俺は猿じゃねーよ。黒板に書いてないか?メニュー」
「猿だろ。あ、書いてあるわ。あざっす。」
「え?書いてあった?裕介、写真撮って送って」
「でた。いいんちょーの人任せ。」
「目悪くて見えないんだもんwわざわざそこまで行きたくないw」
「分かったよw後で送っとくな。」
「ありがとう〜」