学校に着くとクラスが違う俺らは
離れないといけない


「うぅ〜、ゆーくんと離れたくないよぉ」

………可愛い。


「あやね、また後でな?
今日の放課後はデートだろ?」


ほぼ毎日どちらかの家に遊びに行っているが、
今日は付き合って2年の記念日ということで少しいいレストランで食事をしようと計画していた


「…わかった。またねのぎゅー」


小さな体を引き寄せ、またねのぎゅーをすると周りからきゃー!!という悲鳴というか歓声があがる

それに気づかないふりしてあやねに手を振る

にっこりと微笑んで手を振り返してくれるあやねをみると離したくなくなってしまうがなんとか抑え自分の教室にはいる