・・・って自分にいい聞かせてる」


龍ちゃんの本音も聞けて。



「つーかマジ帰らねぇと・・・。まだ年賀状誰にも書いてねぇんだよ」

倫子にだけは一番に渡したかったから、って。
腕の中で龍ちゃんの温もりを感じながら、愛されてるなぁと実感して。

それでもなかなか離さない龍ちゃんを
宥めることになるのはそれから数分後の話。


幸せな年明けになった。

END