「なに?お母さん」

何かあったんじゃないの?

「うふふ、なにって、羽愛、今日から
高校生じゃない〜」

え。まって。

そのために起こしたの?

お母さんどうかして…

「そんなことより、本題はここから」

ホッあれだけじゃなかったのね、

よかった。

怒ってたとこだよ。

「最近、魔獣が暴れてるの。気をつけてね」

「ん。私誰だか知ってる?」

お母さんに目線を合わせて

「特別前部戦闘隊の隊長だよ?
私がいて、怖いものなんてない」

自信満々に言った。

だって、私だもん。

ぜぇーたい失敗しない。

私を敵に回したら、

もう、おわりだよ?