「それより、早く支度しなきゃ、羽愛」

忘れてない?

と首を傾げながら言ってる。

忘れてた…

準備しよ。

バシャバシャ

ふぅー

スッキリ。

制服に着替えて、完成。

え?化粧?

そんなもんするわけない。

だって、めんどくさいし。

「できた。」

「「はや」」

びっくりされたんだけど。

これ、普通じゃないみたいだね。

まぁ、いいや。

これが私だし。

「いこ?」

「そうだね。」「あぁ」

私の部屋を出て、すぐそこのリビングへ。

「「おはよっ♪(う。)」」

のんびーりしている。

男子たち。

「準備は?」

「「「したよ。(…した)」」」

はもったね。しかも、余裕そう。

むかつく。

「はい、羽愛?嫉妬は、やめよ?」

虹恋に止められて。

我にかえる。

右手に、とっても大きな氷ができていた。

びっくり。無意識に、唱えてたみたい。

こわっ、

気をつけよ。多分

「ごめん」

首を傾げてみた。

虹恋意外すごく怖がってて、

大丈夫?って意味も、こめてみた。

ボワッ

みんな、顔、真っ赤。

え?怒った?

なんで?

「え、あ、ごめんなさい」

なんだ、しっかり言わないからか。

びっくりした。

嫌われたかと思うよ。

「え?あ、あぁぁぁ、ごめんね。羽愛〜」

なんか、抱きついてきた虹恋。

「羽愛、かわいすぎっ‼︎」

えっと。ネレアさん?

あなた、キャラだいぶ変わったよ?

カッコいいキャラからお姉さんキャラ

になったよ?

「え、あぁ、大丈夫だよ」

「う、うん。気にしないでね」

ニッコリスマイルの2人。

「……大丈夫」

安定、クール。

よかった、みんな怒ってない。

って、

「「ネレア〜、どうした?(の?)」」

やっぱ、虹恋も、思ってたよね。

凄い聞きたかった。

「え?あぁ、さっきのか?」

あっ、戻った。

ウンウン頷くと、

「父様の指示だ。だからな」

ネレアの父様って……

知ってるけど、(特別前部戦闘隊の関係で)

そんなひとだったかな?

もっと、サバサバしてるイメージ

娘ラブな、人だったんだ。