首を傾げて、軽く微笑んだ。

圧倒されて、みんな、ポカーンってなってる

虹恋なんて、ヘイダの顔突っついてる。

「ネレア?」

隣の青ざめてる人に声をかけても、

返事が返ってこない、

そんな、爆弾発言してないはず。

なんで?

頰に手を当てて考えてると、

「……っと、……痛い」

顔を突っつかれていたヘイダが、

空想から帰ってきた。

よかった。

「…え、っと?よろしく?2人とも」

「あぁ、びっくりしたが、よろしくな」

「すごいね、僕、圧倒されちゃったよ」

みんな帰ってきた。空想の世界から。

「つぎは、私が。メイマード・ネレアだ。
シェルは、69で、出身は、ペウテフェ王国だ。能力は、火、雪、風、花、海。
知ってると思うが、ペウテフェ王国の王の娘だ。よろしくな。」

うん。やっぱり。

どこかで聞いたことあるし、

見たことあるなって、思ってた。

「えぇ〜‼︎そうなの⁈ってみんな冷静過ぎ!」

虹恋、知識なさすぎ。

それくらい、知っといてほしかったな。

「あはは。分かってたか」

「うん。見たことある程度だけど」

「僕もだよ」「……俺も」「そうだね」

やっぱりみんな分かってたんだね。

「次、いいかな?聖堂 優佐、シェルは、77。
出身は、コンドゥフェ王国だよ。能力は、雪、水、花、電、風、星で、僕、王族なんだ。
よろしくね?」

王族か……

なんか、やばくない?

このままいくとね。

「……俺。ラーペス・ヘイダ、……シェル…75、ヘルメ王国、…出身。……能力、火、電、風、花、幻……貴族…よろしく……。」

ヘルメ王国のno.1貴族のラーペス。

「つ、次は、僕かな?えっと、アーテイル・クエイ、シェルが、74で、フェマジ王国出身だよ。能力は、水、電、風、花、癒です!
僕も王国の王族なんだ。よろしく‼︎」

フェマジ王国の王族のアーテイル

あぁ、どこかで聞いたことあるとは、

思ってたけど、これほど位が高い人達

だったとは……