「ねぇねぇ、このスープなんだっけ?
また忘れちゃった!
………ブ…ブス…ブスソワーズ!!!!!!!!」




「ビシソワーズな。」




「あっ、それだ。
ブ、ブスって…!!!!」






ケーキ入刀を終えて、食事中。


美雪はまた、ビシソワーズの名前を忘れたらしい。



左手には、キラキラ輝く指輪。



俺が芸能界に入って稼いだお金で買ったもの。


一生一緒にいれるって確信があるから、頑張って買ってみた。



美雪もきにいってくれたみたいてよかった。