《美希、俺…お前が…好きだ。》 「美雪、俺…お前が…好きだ。」 ギュッ。 映画のそのセリフと一緒に、 あたしが好きな本物の大輝が、 後からギュッてしながら、そう言ってくれた。 「大輝……」 「はい、映画はここまで!」 プツッ。 ハグしてくれてたその手を離して、 黒の大きなソファに座ってるあたしの隣に来て、テレビを消した。