いつかまた、会える日まで。








迷っていると、インフォメーションを見つけ、聞いてみることにした。





「あの、すみません、南出口はどこですか??」





優しそうなお姉さんに聞いてみる。




『南出口は、こちらの角を…』



「僕が案内いたしましょうか?」





ビクッ




このお姉さんの声をさえぎって、


あたしに案内しましょうか。


って言ってきたこの声に驚いた。




「大輝!」



後ろを振り返ると、大輝がいたんだ。