いつかまた、会える日まで。






『次は…東京、東京。』






《もうすぐ着くよ。》


そうメールを送っておいた。


送る人は、もちろん大輝。








こぼれた涙が乾いてきた頃、電車は東京についた。





…出口、出口…


東京駅の出口でたくさんあるから、どこから出たらいいのか…


未だにわからなくなる時がある。